2026.02.21案内人:成川 潤
100年後、あなたの家具は誰を癒やしているか。私たちと共に歩む、物づくりの旅。
阿賀野の里山で私が伐り倒す1本の木。その木が芽を出し、
雪国の厳しい冬を100回耐え抜き、大樹となるまでの時間。
それは気の遠くなるような、けれど確かな生命の積み重ねです。
その100年の記憶を預かり、私は板を挽き、あなたが形を与えます。
そして、その作品があなたの手元、あるいは誰かの暮らしの中で、さらに100年の時を刻んでいく。
Junshinが目指すのは、そんな「200年の命の旅」を完結させることです。
家具は「完成」してから、本当の物語が始まる
作品が完成し、オイルを塗り込み、誰かの元へと送り出される瞬間。
それは作家にとってのゴールかもしれませんが、家具にとっては「人生のスタート」に過ぎません。
10年経って色が深まり、30年経って家族の傷が刻まれ、50年経って次の世代へと受け継がれる。
そして100年後、あなたの作った椅子やテーブルが、その頃の若者を静かに癒やしている。
そんな風景を想像しながら物づくりをすること。
それこそが、本物の無垢材を扱う私たちの、最大の特権であり、喜びではないでしょうか。
200年の時間を支える、天然乾燥の約束
100年後のアンティークを創るためには、素材そのものが100年の歳月に耐えうる
「強さ」と「色気」を持っていなければなりません。
人工乾燥で細胞を破壊された木ではなく、阿賀野の風でゆっくりと目覚めた
天然乾燥材でなければならない理由は、まさにここにあります。
私たちが今日、時間をかけて不器用なほど誠実に木と向き合っているのは、
100年後の未来でその家具を手にする誰かとの「約束」を守るためです。
「この木を選んでよかった」。その確信が、あなたの作品の細部に宿り、時代を超えて伝わっていきます。
木を伐る音、製材機の唸り、ヤスリをかける手のひらの温度、そして完成した家具を撫でる指先の震え。
そのすべてが、森とモノと人を繋ぐ、一本の美しい線になります。
Junshinは、これからもこの里山で木を切り、風で乾かし、
あなたの「最高の相棒」を準備し続けます。物づくりの旅は、どこまでも続いていきます。
次にあなたが阿賀野の板を手にする時、そこにはどんな新しい物語が待っているでしょうか。
私たちはいつでも、あなたと共にその旅を歩めることを、心から誇りに思っています。
案内人:成川 潤 [Junshin-潤森- 代表 ]
林業家、木工家、ウッドライフクリエイター
新潟県阿賀野市の里山を拠点に、あなたと森を繋ぐ「つなぎ役」を務めています。

