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2026.02.18案内人:成川 潤

ベランダで育てる、一生ものの愛着。無塗装でも腐りにくい「最強の栗」の選び方。

「ベランダで木を使いたいけれど、雨に濡れてすぐ腐ってしまうのが心配」
そんなお悩みを抱えている方に、私が自信を持っておすすめするのが「クリ(栗)」の材です。
クリは、日本の里山が育んだ最強の屋外用素材と言っても過言ではありません。
阿賀野の雪や雨にも動じない、その圧倒的な「強さ」の秘密を知れば、あなたもきっとクリの虜になるはずです。

古民家の土台が証明する、驚異の耐久性

日本の古い家を解体すると、100年以上前の土台が、今でもしっかりとその形を保っていることがあります。
その多くに使われているのが、このクリの木です。
クリには「タンニン」という天然の防腐成分が大量に含まれており、
これがカビや腐朽菌、さらにはシロアリなどの害虫を寄せ付けません。

化学薬品を一切使わなくても、自らの力で自分を守り抜く。
このクリの潔い強さは、ベランダという過酷な環境(半屋外)で使うDIY素材として、これ以上ない適性を持っています。

無塗装で楽しむ、銀灰色の経年変化

クリのもう一つの楽しみ方は、「あえて塗らない」という選択です。
ベランダで太陽の光や雨風にさらされると、クリは数年かけて美しい「シルバーグレー(銀灰色)」へと変化していきます。
これは木が劣化したのではなく、表面が酸化して自分を守る層を作っている証拠です。
この落ち着いた銀色の質感は、都会のマンションのベランダに、まるでプロの庭師が設えたような、
洗練された「和モダン」の雰囲気をもたらしてくれます。
もちろん、腐りにくいからこそ、メンテナンスに神経質になりすぎる必要もありません。

週末、ベランダを「杜」に変える

クリの板で、小さなベンチを作ったり、プランターカバーを作ったり。
クリの力強い木目は、植物の緑とも驚くほどよく合います。ベランダに一歩踏み出したとき、
足元にあるのがプラスチックのタイルではなく、本物のクリの無垢材だったら。
その瞬間、ベランダはただの洗濯物干し場から、あなたを癒やす「杜(もり)」へと変わります。

Junshinがお届けするクリの材は、阿賀野の厳しい自然が鍛え上げた本物です。
一生、いえ世代を超えて使い続けられるクリの強さを、ぜひあなたの手で確かめてみてください。

案内人:成川 潤 [Junshin-潤森- 代表 ]
林業家、木工家、ウッドライフクリエイター
新潟県阿賀野市の里山を拠点に、あなたと森を繋ぐ「つなぎ役」を務めています。

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